新興都市ドーハ@カタール巡り〜建築編

12/02/16 | カテゴリー:未分類 | | No コメント

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カタールのドーハで、なんといっても印象的だったのが、新興の高層ビル群に象徴される、現代建築ラッシュでした。ここは建築家天国?? 世にも奇抜な建築がニョッキニョッキ建ち並ぶ様に、カイカイキキアーティストの青島千穂さんがリトルボーイ展に出品した「光る都市」を真っ先に思い浮かべました。光る都市は、香港を主題にした作品だったんですね。

夜景
とにかく、昼も夜もSFチック!

昔のどーは
工事現場の囲いに、昔のドーハの航空写真が載っていたので見入ってしまいました。高層ビル群がある左上の地域WEST BAYは、かつては、本当に何もない海岸だった!

イスラムMと遠景と人
やっぱり遠景は、イスラム芸術博物館越しに観るのが絶景。

イスラム美術館
2008年末オープンのイスラム芸術博物館は、いまではカタールを代表する観光名所。
イスラムM
ルーブル美術館も手がけた中国系アメリカ人建築家ペイの設計。海に浮かぶロケーションや、シンプルかつ緻密な幾何学デザインが素晴らしい。イスラム芸術博物館については、こちらのブログ「ドバイ-建築-生活」さん「arcspace.com」さんが詳しいです。

イスラム美術館中
入場無料。中に入ると、天井から自然光が差し込む吹き抜けホールを中心に、三方に展示室が配置。

イスラム美術館展示
イスラム芸術の美術館は世界初とのこと。王家のコレクションを飾る展示室は贅を尽くした立派なものでした。もちろん展示品も。

saru
装飾性の強いイスラム芸術は、遠近法重視の西洋美術と違い、フラットで、日本の視覚感覚と近い気がしました。愛嬌のある動物表現もかわいい!

イスラムミニアチュール
教典の豪華な細密描写も、よく見るとマンガに近く、親しみを感じられたり。逆に、中東の観客に、村上作品がどう映るのかも、興味津々です。

イスラム模様
摩訶不思議なアラビック模様に目を奪われます。

イスラム壺
裏側まで見せる、この壺の展示は面白い!

イスラム文化センター
スーク・ワキーフ近くにあるイスラム文化センターで、週末に宇宙飛行士が講演するんだよって、受付のお兄さんが教えてくれた。UFO発着所のようなここは、お祈りの場所でもあります。ドーハにいると日に5回、礼拝の時間を知らせるアザーンが聞こえてきます。

アラびっく建築
なんてことないホテルの近くの建物も、よく観ると繊細なアラビック模様が施されていて、本当に綺麗。伝統的意匠の近代化。にわか建築ウォッチャー、発動ですw

街の建築
街中の現代建築。別に私は、装飾フェチではなかったはずなのですが、このアラビック模様を見ると、妙にぞわぞわ興奮してきます。宗教芸術おそるべし!

モスク
ビルの谷間にモスクがあったり。

金ぴかQMA
ガラスキューブを積み上げたような左の建物は、村上展をオーガナイズしたQATAR MUSEUM AUTHORITYのビル。そのお隣は、金色に輝く建設途中のピッカピカのビル。

建築会場前の
村上展会場前のこの建物も凄かった。夜になると窓のピクセルが点灯してた。

キッチュな街並み
キッチュな街並みは、日本みたい。

廃墟
こうゆう古びた建物を見ると、ほっとしたりもして。

ビル群1
これがくだんの高層ビル群。

ビル群2
なんだかもう、支離滅裂w 競い合ってるな〜。
ドーハの金融センターと建築ラッシュについては、こちらのブログさんが詳しいです。

ビル群3
ジャン・ヌーヴェルのこの建築も、相当話題をよんでいるようで。ジャン・ヌーヴェル他ドーハの建築についてはこちらのブログ「ドバイ-建築-生活」さんも詳しいです。

建築1
中心部から少し離れたアラブ近代美術館に、蔡國強展を見に行こうと向かうと、道の左右に個性的な建築が、これまたドッカンドッカン建ってました。これは病院らしいのですが、見えないよね、病院に。。

建築2
これは、、なんだっけ?(追記>こちらは磯崎新氏によるQatar national Convention Center, QNCCでした ^^;)

建築3
半分地中に埋まったこちらは駐車場らしい。

建築4
この一帯は教育地区だそうで、新しい建物が、本当にあちこちで建設中でした。

さいさんのM
たどりついたアラブ近代美術館では、全館で蔡國強展が、5/26まで開催。ここはNY?と錯覚する、ミニマルな現代空間。蔡さんがいくつもの、長期現地滞在の上制作したコミッションワークを展示していました。

サイコッキョウ1
アラブ文化にちなんだ馬やらくだをモチーフにしたインスタレーションや、蔡さんお馴染みの火薬を爆破させた大絵画など。北京オリンピックの花火を総指揮し、今や国際的に活躍する、実力あるトップアーティストだからこそ、この新興国・カタールの地に招かれている。

パール
深夜の飛行機まで時間をつぶそうと、でも休日の金曜なので行き先を考えあぐね、最近開発が進むという一大リゾート人工都市、ザ・パールに出かけてみました。ある意味、ここが一番印象的だったのですが。。

パール2
中東きっての富豪の国、カタールでは、世界の富裕層をさらに招くべく、中心部にほどちかい湾岸地域に、巨額を投じて高級居住区&リゾートをつくっています。この「ポルト・アラビア」が、凄かった。湾にクルーザーを横付けできるコンプレックス群は、高級ブランド街が併設されていて豪華絢爛ですが、建設途上なこともあってか、人気がなく、不思議な感じ。でも、これが本当の中東の豊かさなんだと思うと、愕然としてしまいました。カタールが世界のアートを支援するのもわかる気がする。なぜなら、現代アートはやはり、本当のお金持ちが根底で支えている国際言語だから。
ザ・パールについては、こちらのブログさんの記事が詳しいです。すげーーー。

パールのショッピングモール
パールの近くに奇抜な建築のショッピングモールがありました。カクカク飛び出た部分はオフィス棟。この一帯のランドマークになってた。

遠くに遠景2
無謀にも遠出したものの、帰りのタクシーが見あたらず、しばらく人気のない炎天下を歩いて、やっぱり、遭難しそうになりました(汗)。目の前には建設途上の膨大な砂地が広がっていて、その向こうに浮かぶ高層ビル群が、本当に蜃気楼のように見えました。世界経済というジェットコースターの最先端に飛び乗り、ゼロから新興都市をつくり上げるカタールのリアリティを、心底実感した瞬間でした。上海やシンガポールも、こんな感覚を覚える街なんだろうか。お金の集まるところにアートあり。ドーハはこの先、どんな街になっていくのだろうか。

村上隆 Murakami – Ego展@ドーハ報告
カタール・ドーハの街中編

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