結婚のお祝い

08/07/21 | カテゴリー:未分類 | | 1 コメント

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元同僚で、ずっと仲良くしてもらっていた友だちが、
結婚して、東京を離れることになった。
大好きな人が遠くに行っちゃうなんて、寂しくて、もう死ぬ!!
とかって、超自分本位のわがままな思いに駆られたりもしたけれど、
もちろん、祝福したい気持ちのほうが、ずっとまさってる。
だから、とっておきのプレゼントを贈りたいと思った。


春に、トーキョーワンダーサイトで行われたワンダーシード展で購入した、一枚の絵。
若手支援を目的に、0号の小さな作品を選抜し、それらを会場で観客が買えるようにした、ユニークな企画展。
流行の派手目のスタイルで勝負をかけた絵が、続々と売れていくなかで、偶然にもまだ買い手がつかず、おとなしい風情ながら、目を引いた作品だった。
小島健司さんの「木の実のシャンデリア」
抽象画かと思いきや、よく見ると、丁寧に塗られた絵柄は、まさしく木の実のシャンデリアで、それが照らす下のほうには、キラキラした星が無数に描かれていた。
木の実=種子は、時がくれば芽が出て、つぎのステージを迎える成長の象徴だけれど、一方で、滋養をもたらし、周囲に輝きを与える成熟の形でもある、そして、この実が花開いたときには、どんなにか華やかな、また違ったシャンデリアに変身するのだろう、、、そんなことを、つぎつぎ連想させ、想像をかき立ててくれる、すてきな絵。
しかも、それが、日本画材で描かれているのも、ちゃんと絵にふさわしい額装がされているのも、とても気に入った。
不思議なのは、この絵を見たとき、ふと、「だれかにプレゼントしたい絵だな」と思ったことだ。
もちろん、絵を買った時の常で、入手したら、まずはすぐに壁に掛け、しっかり自分がその絵を日々堪能していたのも事実。
けれど、この絵の居場所が他にも別にあるような気がしていたのも、また真実で。
だから、友だちの結婚を知らされた時、「この絵をあげたい!」「なんだ、この絵は、彼女にあげるために買ったんじゃん!」って、そう思えたのは自然なことだった。
以前、画家の丸山直文さんから聞いた、ドイツに滞在していたときの話を思い出した。
自分の絵がまだ、今ほどは売れていなかった、駆け出しのころのこと。
ドイツのギャラリーで展覧会をすると、若い女性が、恋人へのクリスマス・プレゼントだといって、自分の絵を気軽に買っていってくれたのが、とても印象的だったという話。
そんな風に、人の生活のなかに、アートが自然にとけこんでいることが、とてもいいなと感じたし、日本もいずれそうなればいいと、と彼は話してくれたのだった。
私も、いつかそうして、人に絵をプレゼントできたらステキだなと、そのとき思ったことも、同時に思い出した。
そして、今こうして、ブログを書きながらようやく思い出したのだけれど、当時の丸山さんの記事の執筆を依頼して、取材に同行してくれたのも、今度結婚をするその友だち、本人だったのだ!!!
末永くお幸せに。。
心から、結婚を祝福します。
・・・さーあ、ドレスが着れるよう、式までにスピード・ダイエットしなくっちゃ!!!(汗)

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1 コメント {コメントする}
  • 小島健司

    「木の実のシャンデリア」の作者、小島健司です。偶然、ここに流れ着きました。この作品の行方をずっと気にしていたので、その後が知れてうれしく思います。日々の暮らしをほんの少しだけ有意義に感じさせてくれる微弱な刺激をつくりだしたい。ときどき花を買って飾ってみる・・・そんな感覚でこの絵を飾って欲しいと思いながら描きました。

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